20171221 ハモりに手触りに臭いを嗅いだり……
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毎週木曜日の学部2年の授業。
なんだか、『学び合い』を日常的に行っている学級のようになってきています。
20分の授業後に、勇気づけの感想を書いて、それをもとにそれぞれがそれぞれに話しをしてくるのですが、10月始めた頃のぎこちない感じではなくて、自然に、いいかんじの教室空間になって感じたことを共有している感じです。
「対話的」というよりも「会話的」。
しっとりいい感じ。
授業は、今回も、それぞれがしっかり準備していてうならせてくれました。
授業を体験するわたしは、そうかぁ。そうなんだぁ。今の若者はそういう感じなんだぁ……と思ったり、その人だけの特有の強み、こだわりを強烈にしっかりと持ち込んだり、うーん。いいね。
毎回、わたしも長めに感想を書いて、次週、授業者に返しています。
今回は、それを改編した形で紹介します。
20分という時間をしっかりと意識して進めていることがとてもよくわかりました。いろいろと機材の関係で、上手くいかないところはあったかもしれませんが、頭の中で計算しての時間の流れで素晴らしかったです。
「ベイスターズを持ってくるだろうと思わせておいて→果物のゆず→そして、ミュージシャンのゆず」という流れは、授業を物語的(ナラティブ)に計画するという意味でも、すごく考えられているなぁと感激しました。
何度か動画をみなさんに見せてましたが、すぐに、自分が見てほしい場面をみてもらえるようにと、途中の部分で一時停止した状態にしておきました。こういうちょっとした準備をしておくことで、子どもたちの集中力を持続させる工夫が入っていますね。
最後に、みなさんに声を合わせて歌ってもらえるように、音と文字を重ねた動画を準備していたのはすごいな。そのために時間をかけたことでしょう。心意気を感じました。
しっかり20分を意識して構成できていました。
勝手な予想ですが、趣味の一つである、ゲーム活動、レクリエーション活動がとても役立っているのでしょう。わたしの経験からしても、活動的な授業(≒アクティブ・ラーニング)を進めるのが上手な先生は、野外活動等を自分で経験し、そこで、自分も進行役などを行ってきた人が多いです。今日の実験授業は、最初の説明の時から、とても落ち着いて話を聞くことができたし、参加もしやすく感じました。
それは、たぶん、一般的に言われる説明の基本形ができていたからです。最初に自分の主張を話します。具体的には、まず自分が好きなことをしっかり話しました。次に、この20分をどのように過ごすか全体の流れを説明しました。最後に、細かいルールを説明して、実際に体験してもらうという形でした。とても、ユニバーサル・デザイン的でした。
3つのグループで行うための準備の数々もすぐにサッとできるように準備してあり、よかったです。これからもますますファシリテーションの腕を磨いてほしいなぁと思います。